自動車整備士になるためのインターンシップとは?

自動車整備士になるためのインターンシップとは?

自動車整備士の1級課程には、企業の現場で整備業務などについて学ぶインターンシップが授業の一環として組み込まれています。それはどのような趣旨で行われ、どのような業務を体験することになるのでしょう。自動車整備士になるためのインターンシップについて解説します。

自動車整備士のインターンシップとは

一般的に会社に就職したいと考える学生が行うインターンシップは、興味のある会社で一定期間業務に就く、あるいは会社から出された課題に取り組むといった形で職業体験し、その会社の仕事内容や職場の雰囲気を知るものです。

しかし自動車整備士のインターンは、それとは少し異なります。自動車整備士の専門学校に通っている場合、インターンは授業(実務実習)の一環として行われます。

特に1級整備士の資格取得を目的とした1級課程においては、国土交通省の規定によって企業での200時間以上、実質25日以上の実習(インターンシップ)が必要とされています。そのため、1級課程では自動車整備士の専門学校4年次にインターンシップを実施することがカリキュラムに組み込まれています。また、このときの実習先の会社は就職が内定している会社であることがほとんどで、実質的な内定者研修となっています。

さらに、2級課程においても内定先の会社による短期間のインターンが実施されることがあります。

自動車整備士のインターンシップの内容

では、自動車整備士のインターンではどのような業務を体験することになるのでしょうか。

1級整備士のインターン期間は1カ月程度で、その間、休憩時間を除いて1日7時間以上、通常のフルタイム勤務と同じように企業に通うことになります。

現場では、まずは会社の組織、使用する施設、仕事の心構え、作業の流れ、資格制度などについての説明を受けます。その後、実際にお客様の車の整備作業、サービスフロント業務などに従事します。整備作業では最初は先輩社員の指示を受けながら補助作業を行うといった形が多いでしょう。会社によっては、お客様対応などにも積極的に行うことがあります。

インターンでの実習は、基本的に作業の一部を深く掘り下げるというよりは、現場での業務の全体像を知る研修という位置づけになります。作業の基本的な流れをこの期間に学び、入社後に正式に配属されて改めて新人研修を受けるというペースです。ダイガクノーシスを使った高度な診断技術なども体験するケースもあります。ただし、インターン期間中に仕事を体験することによって、入社後、短期間でスムーズに職場になじみ、作業を覚えていくことも期待されるでしょう。

インターン期間中、学生は日報やレポートを書くことが課せられます。また、研修後に学生同士の報告会が開かれることもあります。

なお、このインターンシップはあくまで授業の一環であるため、報酬は発生しません。

インターンシップ先の種類

インターンシップの受け入れ先は、自動車メーカー、ディーラー、自動車整備工場、中古車販売会社などになります。それぞれでインターンシップ内容はもちろんこと、業務内容が異なりますので、実際にインターンシップをやってイメージと違った、ということにならないように、志望調査の段階から、自分がどのようなことがしたいのかしっかり希望を持っておくことが大切です。

インターンシップを通じて現場を知ることで、自分の足りない技術や知識に気づくという学生も多くいます。なにかしら課題が見つかれば、学校に戻ってから重点的にそうした部分の強化に励むこともできるでしょう。自動車整備士を目指す者にとって、インターンシップの1カ月間は貴重な体験ができる期間と言えます。

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