9月21日、世の中は4連休の真っただ中にミニモトクラブは熱いレースに参加してまいりました。静岡県の富士スピードウェイで毎年開催されているミニバイク6時間耐久レース「ミニろく」もコロナの影響を受けてか、例年よりも参加台数が30台ほど少ない80チームの参加となりました。
台数は減ったものの参加者の熱気はいつもと変わらず、本校のマシンも最高の状態で本番を迎えることができました。
当日の朝は肌寒いほどの気候で昨年の残暑厳しいレースとは違った雰囲気の中、ソフトタイヤを選択して本当に良かったと心の中でガッツポーズをしてみたり...かと思えば昼頃には日差しが照り付け汗ばむ陽気となり、夕方にはまた厚い雲が覆うという山間にあるサーキットらしい1日でした。
レースの内容はというと、序盤の1時間経過時点でエンジンの回転数を示すタコメータが故障!もともと本校のバイクにはスピードメータも装着されていないので、速度もエンジン回転数もわからないままエンジンの音だけでシフトチェンジをするという厳しい走行を強いられました。
ですがライダーをはじめピットスタッフとして作業してくれた学生たちがしっかりと自分の仕事をこなしてくれたことが功を奏して見事完走。さらにはクラス別優勝を飾ることができました。
給油中の様子です。
指定エリアでしか給油できません(-_-;)
今回は参加台数が少なくライバルも少なかったという幸運も重なりましたが、自分たちでマシンを組み上げ、自分たちで走らせるという努力が実ったことは格別な思いです。
今年のレース活動はこれで終わりとなるかもしれませんが、来年に向けた改善点はすでに頭の中で構想が始まっています。来年も熱いレースが楽しみです。
ミニモトクラブ レース参戦報告
顧問 平井 秋彦