自動車製造の仕事と自動車整備士の仕事はどう違う?

自動車製造の仕事と自動車整備士の仕事はどう違う?

自動車製造の仕事と、自動車整備士の仕事……両者はよく似た言葉に聞こえるので、仕事も似ているのではないかと思っている人もいるようです。同じ自動車に関わる仕事であることは確かですが、実はこの2つは目的や役割が全く異なります。どこがどう異なるのか、2つの仕事の違いについて説明します。

自動車製造の仕事とは

自動車製造の仕事とは、自動車製造工場に勤務し、部品製造、部品組立、自動車組立の工程に関わる作業を行うものです。現在では各種ロボットが行う工程が増えており、人間が行うのは機械の操作や監視、ボディを並べるようなロボットの補助作業、検査・検品などがメインになっています。
作業は期間工、期間従業員と呼ばれる契約社員が行い、メーカーの社員(工員)がそれを指導・監督するというスタイルが一般的です。

自動車整備士との違い

自動整備士は法律で定められた自動車の定期点検(車検)や、故障の際の修理を行うのがメインの仕事です。自動車の部品を扱うこと、構造について知識が求められることなどは似ていますが、製造する側と、点検・修理する側ということで、その役割は大きく異なります。

それぞれ転職をした際にはどんなキャリアがある?

自動車を製造する自動車製造と、その後の点検・修理する自動車整備士でそれぞれ、一方の仕事からもう一方の仕事へと転職するとしたら、どのようなスキルが必要で、どんなメリットがあるのかを考えてみましょう。

自動車製造から自動車整備士へ転職する場合
自動車整備士として働くには、国土交通大臣の行う自動車整備士技能検定『学科試験(一級の場合は筆記及び口述試験)及び実技試験』に合格し、自動車整備士の国家資格を取得する必要があります。この自動車整備士の受験資格を得るには実務経験か、学校に通うことが条件となっていますが、残念ながら自動車製造の経験は実務経験に該当しません。
ただし、自動車製造に携わっていた経験が、整備士に必要な知識を得る際に役立つことは大いにあるでしょう。自動車整備士の資格取得は自動車整備士養成施設(専門学校)に通うのが近道です。資格を取得すれば安定して働くことができ、将来、独立開業したいという人にとっても道が開けます。

自動車整備士から自動車製造へ転職する場合

自動車製造、とくに期間工(期間従業員)になるために必要なことはありません。自動車整備士の資格を持ち、実務経験があれば、自動車製造の仕事に就く際、大いに歓迎されるでしょう。自動車整備士から自動車製造の仕事に転職すると、これまでの経験と知識、スキルを生かして、深い理解のもとで仕事ができるようになります。自動車工場にはメーカーや関連会社の工場であることが多いため、会社の制度や本人の希望にもよりますが、将来は製造を指導・監督する立場や、場合によっては設計に関わるキャリアプランも考えられるでしょう。

なお、自動車の整備ができる人は機械に関する基礎知識を持っているということなので、自動車に限らず、様々な製造業の工場スタッフに転職する際もその点が評価されるでしょう。

このように、自動車製造の仕事と自動車整備士の仕事は、全く異なる職業です。ただし、両者とも自動車に関わる仕事であり、それぞれから転職する道もあります。自動車が好きで、これから自動車関係の仕事に就きたいと考えているなら、どちらがより自分に向いているか、どちらにより魅力を感じるか、そしてどのようなキャリアプランを描いているのかを考えて、比較検討してみましょう。

  • Wスクール

    TAUSは技術力と大学卒業資格を同時に身につけることができます。

  • ボディクラフト科

    最新鋭の設備・機材で最高のスキルを修得できます。

資料請求、オープンキャンパス・学校見学のお申し込み、各種お問い合わせはお気軽にどうぞ

  • ご不明点・ご質問はこちら 受付時間:平日9:30〜17:30 0120-02-2535